クルボアジェナポレオンCourvoisier
お酒の歴史
1800年代初頭にパリで、フェリックス・クルボアジェとジュール・ガロワがワイン商として事業を始めました。1828年、彼らはジャルナックに拠点を移し、コニャック製造に着手します。これがクルボアジェの始まりとも言えるでしょう。ナポレオンがセントヘレナに追放されたとき、クルボアジェのボトルを幾つか持って行ったと言われています。
その後、クルボアジェはデンマーク、イングランドおよびスウェーデンの王立裁判所だけでなく、ナポレオン三世の宮廷への供給を開始します。実際に、クルボアジェは1869年に「朝廷のオフィシャルサプライヤー」のお墨付きをもらいました。
フェリックス・クルボアジェには直系の跡継ぎがいなかったため、彼の甥とその家族がコニャック・ハウスを購入しました。そして、その伝統は20世紀初頭まで続き、ボトルにはナポレオンのシルエットを用いた新しいロゴを採用し、強力な国際ブランドに育て上げました。
お酒の特徴
クルボアジェは、世界4大コニャック・ハウスのひとつです。伝説によると、皇帝ナポレオン自身が自分の好みのコニャックとしてクルボアジェを選んだと言われています。そうしたことから「ナポレオンのコニャック」と呼ばれることもあります。
同社の歴史は、ジャルナックに拠点を構えた1828年に遡ります。それ以来、ジャルナックの町に本社を持っています。現在、クルボアジェは高級スピリッツ市場のトップに存在し、また、米国ヒップホップ文化と関わりを持っていて、バスタ・ライムスやPディディなどの曲中に使用されています。
お酒のエピソード
2人のナポレオンから愛されたクルボアジェのコニャックは、今では「ル・コニャック・ド・ナポレオン(ナポレオンのコニャック)」と称されるようになりました。
また、コニャックやブランデーに、ナポレオンという名称が広く使われていますが、最初にナポレオンの名前を使用したのがクルボアジェだと言われています。
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