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DRC ラ・ターシュ(DRC LA TACHE)

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DRC ラ・ターシュ(DRC LA TACHE)

お酒の歴史

1631年に、クローネンバーグファミリーがサン・ヴィヴァン修道院からぶどう畑を購入したとき、このぶどう畑は、「タスク」を意味する名前を授かりました。その当時は、現在のぶどう畑よりわずかに小さかったと言われています。それと同時に、クローネンバーグファミリーは、当時ラ・ロマネと呼ばれていたロマネ・コンティも購入しました。

1760年に、これらのぶどう畑の両方は、がアンドレ・デ・クローネンバーグによって売却され、それぞれ異なる所有者が購入しました。

ラ・ターシュは、当時、ルイフランソワ1世・ド・ブルボンから名声を授かりました。そして、ラ・ロマネを購入し、ロマネ・コンティと改名したコンティ王子は、最高級の市販ワインとしてラ・ターシュを残して、ロマネ・コンティを彼専用のぶどう畑として扱いました。

1791年、ラ・ターシュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンのぶどう園のオーナーだったマレファミリーに買収され、1793年、フランス革命の影響で、ラ・ターシュは分離し、1794年に売却されました。また、ロマネ・コンティも同様の扱いを受けました。

お酒の特徴

ラ・ターシュは、フランスのブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にあるぶどう畑のひとつです。AOCに認定され、グランクリュのぶどう畑でもあります。

元々のラ・ターシュの畑は1.43ha程でロマネ・コンティよりも小さかったが、1932年に隣接するゴーディショの畑を併合して今の形になりました。畑の地形の影響で、安定した品質を保ち、時にはロマネ・コンティを超える品質の年もあると言われています。

お酒の豆知識

DRCとは「Domaine de la Romanee-Conti」の頭文字を取ったもので、ブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村にある、ロマネ・コンティが1942年に会社組織化したワイン製造会社の名前のことです。

同社の有名な銘柄の「ロマネ・コンティ」をはじめとして、他に7つの畑(銘柄)を所有しています。ラ・ターシュはその中の一つで、6.06haのぶどう畑で年間1870ケースのワインが生産されています。



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