山ねこ
お酒の特徴
尾鈴山蒸留所が取り扱う焼酎です。蒸留所は宮崎県児湯郡木城町にあります。すぐそばには川が流れ、自然豊かな姿は、スコットランドの蒸留所を彷彿させます。自然豊かな森の中にある蒸留所で造られたこの焼酎は、ジョイホワイトという品種の芋を原料としています。
全ての工程を手作業で行い、常圧蒸留にこだわっています。また、原料なども従来のものとは違ったものを使用し、麹はすべて箱麹でつくられたもので、発酵が穏やかで温度管理が楽な木桶を使って仕込んでいます。そして2年間以上の長期熟成を経て仕上げています。
ラベルに描かれている絵は、版画家の黒木郁朝氏によってデザインされています。このかわいらしいデザインも人気があります。生産量が少ないため、市場にあまり出回らず非常に入手は困難です。
お酒の歴史
尾鈴山蒸留所は、かの有名な黒木本店の別蔵として平成10年（1998）に創設されました。
尾鈴山蒸留所は「大量生産・大量消費の次の時代」を意識しており、時間をかけて手造りによる丁寧な醸造を心がけています。
お酒のエピソード
ジョイホワイト（農林46号）とは、九州農業試験場で育成された、平成6年（1994）に命名登録された品種です。品種名は、マイルドな味を楽しめ、さわやかに酔うことができることに由来しています。
ｗ名前の由来からもわかるとおり、焼酎原料用品種として開発されました。醸造に適しており、フルーティな香りで、すっきりとした飲みやすい焼酎を造ることができます。
