ワイルドターキー(WILD-TURKEY)
お酒の特徴
バーボン法で定められている規定により、蒸溜時のアルコール度数を80%以下にすることとなっていますが、ワイルドターキーは60~65%にして蒸溜しています。
また、同法が規定している樽詰め時のアルコール度数は62%以下とされていますが、ワイルドターキーは54~55%にして樽詰めしています。こうしてわかるように、ワイルドターキーは、アルコール度数を低くして製造しています。
なぜかというと、蒸溜時にアルコール度数が高いと、原料が持つ本来の香りが失われてしまうからです。また、ワイルドターキーは、豊かな風味を残すために加水量を最低限に抑えています。このような製造工程により、香り豊かな風味を残すことができています。
ワイルドターキー独自のポリシーから、1樽から製造する製品の数を約15ケース程度に抑えています。これは他のブランドと比較して少ない量ですが、味と風味を保つためには妥協することができないこだわりとなっています。品質にこだわり、香り豊かで強い味わいのウイスキーは、世界中の愛好家に支持されています。
お酒の歴史
1855年に、ワイルドターキーの蒸留会社である「オースティン・ニコルズ社」が設立され、飲料の卸売を開始します。そして、1869年には、後のワイルドターキー蒸留所となるリピー蒸留所が建設されました。
1920~1933年のアメリカで実施された禁酒法という困難を乗り越え、1939年には、酒類事業に絞ります。その後、徐々に市場を拡大し、今日では誰もが知るブランドへと成長しました。
お酒のエピソード
1940年、蒸留所オーナーのトム・マッカーシーが、自社のバーボンを持参し七面鳥のハンティングに出かけました。そこで仲間たちにバーボンを振る舞い、その味に感動した仲間のひとりが「ワイルドターキー」と呼び始めました。このことが、ブランド名の由来となっています。
また、ラベルに描かれた七面鳥のイラストも、ワイルドターキーを象徴しています。かつてラベルの七面鳥は、正面を向いていましたが、1999年より横を向いたイラストに変更されています。
理由ははっきりとしておらず、七面鳥の目が怖いという意見があったために変更されたという説が有力となっています。
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