吉乃川 昌和蔵
お酒の特徴
天文17年（1548）創業の新潟長岡市にある日本酒の蔵元である吉乃川株式会社から販売されています。
同社の最高傑作と言われ、限定生産の純米大吟醸酒です。3年以上の長期低温熟成を行い、完璧な状態だと杜氏が判断した時に初めて蔵出しが許されます。上杉謙信活躍の頃より伝統を守り、460年に渡り変わることなく酒を造ってきました。
創業当時は多くの同業者がいたため、努力を惜しまず、酒造りへの挑戦の連続でした。仕込み水には、日本一の大河である信濃川の伏流水を使用しています。その水は「天下甘露泉」と呼ばれ、ミネラルを多く含む軟水です。
その仕込み水から産み出される吉乃川は、飲み飽きることのない、スッキリとした酒質になっています。また、新潟産の米を原料として使用しています。そして夏に米作り、冬にその米で酒造りという伝統的なサイクルを今も守り続けています。
高品質で安定した酒質のうまい酒を提供するために、昭和30年代から「大型仕込み」を行うようになりました。これは簡単な技術ではなく、特別は酒作りと同様に高い技術が必要です。同社のチャレンジ精神は、460年の歴史の中で現在にも引き継がれています。そうした努力の結果、多くの人を魅了しています。
お酒の歴史
吉乃川の歴史は天文17年（1548）に遡ります。 初めは若松屋と称して事業を始めました。大正10年（1921）に、株式組織に変更し名前を中越醸造株式会社としました。
高品質で安定した酒質のうまい酒を提供するために、昭和30年代から「大型仕込み」を取り入れました。
そして昭和48年（1973）に、現在の名前である吉乃川株式会社と商号変更しています。
お酒の味わい
芳醇な香りでふくらみのある味わいが特徴です。なめらかな舌触りで、口当たりはまろやかで柔らかいです。
酒質は純米大吟醸、精米歩合は40％以上でアルコール度は16度です。冷酒または常温で飲むのがおすすめです。
