サンペ（SEMPE）｜東京・神奈川など全国高価買取します。

お酒の特徴

サンペ社は、1934年に創業したアルマニャックの銘柄です。フランスのテナレーズ地区のエーニャン村にあります。サンペ家は14世紀から続いている名門で、その名前は、イエス・キリストの12使徒のひとりである聖ペテロ（サン・ピエール）に由来しています。サンペ家の紋章がフランスの国立図書館に登録・保存されていることから、名家であることが伺えます。

蒸留所としては比較的新しく、テレナーズに2基の蒸留器と20ヘクタールの畑を所有しています。主にユニ・ブランとコロン・バールのぶどうを使用し、伝統的な半連続式蒸留器で蒸留し、新樽でゆっくりと熟成させています。また、購入した自社以外のワインも蒸留しています。そして、ほとんどの原酒には、単一蒸留を行いますが、コニャック式の2回蒸留を行うものもあります。

世界のほとんどのアルマニャックは、協同組合から出荷されているのですが、サンペは独立系の蒸留所で造られており、とても珍しいです。主な輸出先はドイツおよびアメリカでしたが、国際市場を拡大し、数十年前から日本にも輸出されるようになりました。戦略の一つとして、それぞれの輸出国に合ったラベルやボトルをデザインしており、コレクション性が高く人気があります。