魔界への誘い
お酒の特徴
平成19年(2007)に、全国酒類コンクール芋焼酎部門第一位グランプリ受賞をした本格芋焼酎です。
元禄元年(1688)からの、創業当時から受け継がれてきた伝統の酒造りを土台にして、常に新しい酒造りを心がけている蔵元であり、地域指定を受けている芋焼酎、「魔界への誘い(まかいへのいざない)」などを製造する、光武酒造場合名会社によるものです。
「伝統と挑戦」を企業理念としており、昔からの伝統的な酒造りを守りつつも、革新を求め、製品一つ一つの品質向上に対して不断の努力を続けています。
約40年前から吟醸造りにも積極的にチャレンジし、鑑評会において多くの賞を授かっています。そして約10年前からは、焼酎を手がけ始めて、芋・麦・米の焼酎を造り、何度もモンドセレクション等で賞を授かっています。2013年に獲得したモンドセレクション金賞受賞に続き、2014年も金賞に輝きました。
お酒の味
黒麹独特の香りを保ちつつも、まろやかな香りと味わいを楽しめる本格芋焼酎です。原料に黒麹と、皮が白く、中が淡い黄色の珍しいさつまいもである黄金千貫を使い、極力異臭を抑えるために、丁寧に両方のヘタを切り込んでいます。また、原料・蒸留に気を使っても、それを濾過しすぎるといけないようです。そうすることで、大切な甘みと味の深みが飛んでいってしまい、味気ないものができてしまうので、そうならないように、「荒ごし濾過」という方法を取っています。
原料や蒸留だけではなく、濾過という工程一つにもこだわって造り、味わいを大切にしています。