ランソン(Lanson)
お酒の特徴
1760年創業のシャンパンメーカーです。判事であったフランソワ・ドゥラモットが、シャンパーニュ地方のランスに創業しました。ランソンは、シャンパーニュ地方の最も古いシャンパンメーカーのひとつと言われています。
彼の死後、1798年に息子のニコラ・ルイが事業を引き継ぎました。1860年のヴィクトリア女王の時代より王室御用達となり、150年以上に渡りイギリス王室に愛され続け、現在は、女王エリザベス2世の名前が刻まれた英国王室御用達の証が、ボトルネックには刻印されています。
また、30年以上も前から、世界最高峰のウィンブルドンテニストーナメントの公式シャンパンとして採用されおり、大会中はスポンサーヴィレッジやバーで出されています。
2006年からは、ボワゼル・シャノワール・シャンパングループの傘下となっています。エレガントでフレッシュな味わいは、世界中の愛飲家を魅了しています。
お酒の歴史
1836年創業のシャンパンブランドです。ポメリー社は、甘口が主流であったシャンパーニュに、初めて辛口(ブリュット)の味を造り出しました。
これによって、食前酒としてシャンパンを楽しめるようになりました。このポメリー社の偉業とも言えるブリュットを作り出したことで、英国でのシャンパンの消費量は、大幅に増加したと言われており、その数は3倍になったそうです。
そして、19世紀末までには欧州全土に知れ渡り、愛飲されるようになりました。同社のブリュット・ナチュールは、現在のブリュット・ロワイヤルの元であり、ポメリー社は辛口シャンパンを確立したパイオニアとして知られています。
お酒の豆知識
ランソンの最大の特徴は、酸味のあるフルーティーでまろやかな味わいです。
多くのシャンパンメーカーがマロラクティック発酵を行っていますが、ランソンは異なる製法で、果物の風味を損なわないようにゆっくりと熟成させています。ランソンのノン・ヴィンテージはすべて36ヶ月間(3年)の熟成期間を設けており、それは、シャンパンの法定熟成期間の2倍以上になっています。
また、ヴィンテージではさらに長く、最低60ヶ月間(5年)の熟成期間を設けています。
高価買取強化
- ランソン ノーブル キュヴェ ブラン・ド・ブラン / Lanson Noble Cuvee Blanc de Blanc
- ランソン ノーブル キュヴェ ミレジム 旧ラベル / Lanson Noble Cuvee Millesime
- ランソン ノーブル キュヴェ ヴィンテージ 旧ラベル / Lanson Noble Cuvee Vintage
- ランソン ノーブル キュヴェ ヴィンテージ 正規品 / Lanson Noble Cuvee Vintage 2000年