クリュッグ(KRUG)
お酒の特徴
フランス北部のランスにあるシャンパーニュメーカー。最高級で知られ、その品質には厳しくこだわり「シャンパンの帝王」と称されています。
その愛好家は「クリュギスト」と呼ばれ、世界中に熱狂的な愛好家がいます。伝統的な製法を守り続け、古いオーク樽で原酒を発酵させています。「毎年の異なる天候に影響されることなく、最高品質のシャンパーニュを造る」という創業者の考えを貫き、品質に誇りと情熱を注ぎ、妥協を一切せず、その職人気質は現在まで継承されています。また、最良のぶどうを厳選し、150~200種以上のワインを芸術的にブレンドして独特の味わいを表現しています。
一次発酵に205リットルのオークの小樽を用いています。クリュッグは発酵にこだわり、使用する樽に新しいものは使わず、三年目の樽から使用しています。新しい樽から出る木の香りをシャンパーニュの中に残したくないという理由からです。
クリュッグの素晴らしいアッサンブラージュによって世界最高峰として認められ、世界中の愛好家を魅了しています。
お酒の歴史
1843年に、ドイツ出身のヨーゼル・クリュッグによって設立されました。19世紀後半には、国外でも人気が高まり、1880年にイギリス向けに発表したシャンパーニュは、愛好家に衝撃を与えました。それは後の「グランド・キュヴェ」となりました。
そうして、イギリスでは高値で取引されるようになりました。20世紀後半には、芸術的なアッサンブラージュを確立しました。
今では、モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)グループ傘下となっても伝統的な製法を守り続けている。
お酒の逸話
6代目当主であるオリヴィエ・クリュッグ(Olivier Krug)は、玉川堂の7代目当主である玉川基行とコラボレーションし、ボトルクーラーを造りました。これは、クリュッグが2011年から新しく取り組んでいるプロジェクトの一つであり、オリヴィエ・クリュッグが熱狂的な親日家であることで実現しました。
就任直後、当時まだクリュッグの名がほとんど知られていなかった日本に約2年間滞在していたことがあるそうです。
高価買取強化
- クリュッグ グランド・キュヴェ ジェロボアム / KRUG Grand Cuvee Jeroboam
- クリュッグ クロ・デュ・メニル / KRUG Clos du Menil 1992年
- クリュッグ クロ・デュ・メニル / KRUG Clos du Menil 1995年
- クリュッグ コレクション / KRUG Collection 1985年
- クリュッグ グランド・キュヴェ マグナム / KRUG Grand Cuvee Magnum
- クリュッグ ロゼ / KRUG Rose