フォアローゼス(Four-Roses)
お酒の特徴
アメリカのウイスキーブランドです。その蒸留所は1910年に設立されました。蒸留所のあるケンタッキー州では大変珍しい、スパニッシュ・ミッション様式の蒸留所です。
その建物は文化財として登録されており、真夏を除く、9月から7月まで稼働しています。温度変化を最小限に抑えるために、平屋の倉庫を使用している唯一の蒸留所です。その蒸留所から産まれるウイスキーの味わいは、上品で香り豊かに仕上がっています。また、見学ツアーが実施されており、倉庫や瓶詰め施設などの見学が可能です。
テイスティング・バーも併設されており、そこで試飲をすることができます。フランスのペルノ・リカールの傘下であり、日本ではキリンが輸入販売を行っています。
お酒の歴史
1888年から1943年までの間、創業者のポール・ジョーンズが設立したフォアローゼス蒸留所で製造されていたバーボンの名前でした。1943年に、カナダのシーグラム社に買収され、フォアローゼス銘柄で、ブレンデッドウイスキーの製造に着手しました。
シーグラム社は、アジア及び欧州の市場に進出し、市場を拡大させるために、アメリカ国内の取引を一時中止しました。それが功を奏し、世界中で最も売れているバーボンのひとつとなりました。
お酒のエピソード
創業者であるポール・ジョーンズは、とある舞踏会に出かけます。そこで美女と出会い、一目で恋に落ちたポールは、プロポーズをしました。
しかし、彼女は「どうか次の舞踏会までお待ちいただけますでしょうか。もし、プロポーズをお受けする場合は、薔薇のコサージュを胸につけてまいりますので。」と彼に言いました。そして約束の舞踏会の夜が訪れます。
なんと、彼女は薔薇を胸に、彼の前に現れました。この素敵なエピソードが、「フォアローゼス」の名前とラベルのデザインの由来となりなっています。
高価買取強化
- フォア ローゼス シングルバレル リミテッド / Four Roses Single Barrel Limitted
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