ハードボイルドが似合う男の酒!
深い感銘、深い悲しみ、深い感動など、心が大きく揺れた夜、
それを人に見せることなく、一人静かに酒を含む。。
そんなハードボイルドタッチなひと時に、味わいたいのが、このモルト・ウイスキーだ。
一口飲むと、まるで火が付いたように熱いものが口いっぱいに広がる。
その味は胡椒の味とも塩の味ともいわれ、ブレンダー達はこれを「舌の上で爆発するような」
と表現するそうだ。しかし喉に流し込むと、ほのかな甘みがあり、モルトの香りも程よく漂う。
ストレートで飲むのが一番だが、マイルドタイプのブレンデッド・ウイスキーに、
タリスカーを数滴たらして、パワーアップさせるのも、この酒の楽しみ方の一つだ。
このハードでパワフルな風味の個性派モルト・ウイスキーは、
ヘブリディーズ諸島最大のスカイ島で生まれる。スカイと言っても「空」のSKYではなく、
SKYEと綴る。「鳥の翼の形をした島」という意味だと言う。
朝霧が立ち上ることが多いので、ミスティ・アイランドとも呼ばれる。
この島の唯一の蒸留所が、タリスカーなのである。