ポメリー（POMMERY）
お酒の歴史
1836年、ナルシノ・グレノによって、シャンパーニュ地方のランスに設立されました。1856年にルイ・アレクサンドル・ポメリーが加わったことで、ポメリー・エ・グレノ社と名乗るようになりました。しかし、その2年後にルイが突然亡くなってしまいます。そして、経営を引き継いだマダム・ポメリーが時代を変えた辛口シャンパンを発表し、1890年にはシャンパーニュ最大の醸造元へと成長させました。
マダム・ポメリーは「シャンパーニュを造ることは芸術を作ることである」と言う言葉をポリシーとしており、シャンパンだけではなく、そのワイナリーも芸術性が高いものを目指しました。
その精神は代々受け継がれ、現在もワイナリーは美しい庭園のように手入れされています。また、その美しさから多くの見学者・観光客が訪れています。
お酒の特徴
1836年創業のシャンパンブランドです。ポメリー社は、甘口が主流であったシャンパーニュに、初めて辛口（ブリュット）の味を造り出しました。
これによって、食前酒としてシャンパンを楽しめるようになりました。このポメリー社の偉業とも言えるブリュットを作り出したことで、英国でのシャンパンの消費量は、大幅に増加したと言われており、その数は3倍になったそうです。
そして、19世紀末までには欧州全土に知れ渡り、愛飲されるようになりました。同社のブリュット・ナチュールは、現在のブリュット・ロワイヤルの元であり、ポメリー社は辛口シャンパンを確立したパイオニアとして知られています。
お酒の豆知識
ポメリーのブランドカラーは、美しいロイヤルブルーであり、ブリュット・ロワイヤルのラベルを美しく彩っています。
このロイヤルブルーとは、純潔を意味しており、ポメリー社は、この色でシャンパンの味わいの純潔さを表現しています。また、ブルーは、フランス国旗、フランスサッカーチームの色などとして使われているため、国内で多くの人に親しまれています。
- ポメリー エクセプション / POMMERY Flacon D'exception
- ポメリー ブリュット ロワイヤル ジェロボアム / POMMERY Brut Royal Jeroboam
- ポメリー キュヴェ ルイーズ ロゼ / POMMERY Cuvee Louise Rose
- ポメリー キュヴェ ルイーズ / POMMERY Cuvee Louise
- ポメリー ブリュット ロワイヤル マグナム / POMMERY Brut Royal Magnum
- ポメリー ブリュット ロワイヤル ジェロボアム / POMMERY Brut Royal Jeroboam
- ポメリー ブリュット ロゼ / POMMERY Brut Rose
- ポメリー ドライ エクシール / POMMERY Dry Exixir
- ポメリー アパナージュ / POMMERY Apanage
