ロール・ド・マーテル(Lor'd Martell)
お酒の歴史
ジャージー代官管轄区出身であるジャン・マーテルが、1715年に創業しました。彼の死後、1753年に彼の未亡人と彼の2人の息子と孫が引き継ぎ、輸出事業を初めました。そして1814年には、イギリスで最も大きなコニャック・メーカーになりました。
1831年以降、積極的に国際市場を開拓し、その名声はアジア諸国にも広がり世界中に知れ渡りました。1912年に発表されたコルドン・ブルーは、同社の最も有名なコニャックです。
1988年にアメリカのシーグラム社によって買収されましたが、現在はフランスのペルノリカール所有となっています。2010年、マーテル社は、2007年より始まったベルサイユ宮殿のスポンサー契約を更新しています。
また、2012年には、モナコのホテルで、1912年に発表された代表作コルドン・ブルーの100周年を祝いました。
お酒の特徴
1715年に創業されたコニャック・メーカー。その他有名ブランドの中でも最古の歴史を誇っています。コニャック地方中心部のボルドリー地区で生産されたぶどうを主に使用しています。
ボルドリー地区の面積は小さく、採れるぶどうも少ないため、生産量が少なく貴重価値があります。また、他のコニャック・メーカーと比べて、マーテル社の製造方法は、特に古典的で伝統的なつくり方をすることで知られています。
バラエティー豊かな樽を使って、上品で熟成感のある特徴的なコニャックを製造しています。その独特の製造方法で、最高品質のコニャックを造り続けており、優美で絶妙なバランスのとれた味わいを産み出す芸術性の高いブレンドは高く評価されています。世界中の美食家たちから愛されています。
お酒のエピソード
マーテル社の名は、地方の地酒にすぎなかったコニャックを王族御用達にまでに築きあげた功績によって、コニャック地方でも特別の扱いを受けています。
また、最初のコニャックを樽から出す時に、黄金のツバメが樽の周りを飛び回ったという話があり、黄金のツバメがブランドのシンボルとなっています。
高価買取強化
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