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響35年 十四代酒井田柿右衛門作

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響35年 十四代酒井田柿右衛門作
響35年 十四代酒井田柿右衛門作  

サントリー酒類(株)は、人間国宝の十四代酒井田柿右衛門氏が手がけた色絵磁器の名品に、希少な超長期熟成ウイスキーを満たした「響35年 十四代酒井田柿右衛門作〈濁手山つつじ文洋酒瓶〉」(希望小売価格100万円)を3月21日(水)から150本の数量限定で発売します。

サントリーウイスキー「響」は、1989年に創業90周年を記念して誕生した当社ウイスキーの最高峰のブランドで、複雑かつ繊細で優美な味わいが特長です。国際的な酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」において、「響30年」がこれまでに4度「ウイスキー」部門における最高賞「トロフィー」に輝くなど、その原酒の品質の高さとブレンドの技術の精巧さが、世界でも高い評価を集めています。

今回発売する「響35年」は、日本の磁器発祥の地である佐賀県有田町で約400年もの伝統を誇る柿右衛門窯の当主、十四代酒井田柿右衛門氏が丹精こめて作成した器に、サントリー伝統の技を引き継ぐチーフブレンダー輿水精一が特別にブレンドした珠玉のウイスキーを満たした特別限定品です。

●中味の特長
サントリーが保有する多種多様な樽原酒の中から、酒齢35年以上、長いもので46年におよぶ超長期熟成のモルト原酒を厳選してヴァッティングし、35年以上熟成を続けた秘蔵のグレーン原酒を丁寧にブレンドしました。

豪華な花束や熟した果実などの甘く華やかな香りが立ち上がり、続いて優雅なシェリー香、伽羅を連想させるウッディーな香り、蜂蜜やバニラを思わせる甘い香りが次々と湧いてきます。口当たりは重厚にしてまろやかで、ミディアムボディーの豪奢なコクをお楽しみいただけます。


●ボトル〈濁手山つつじ文洋酒瓶〉について
工芸界の至宝、十四代酒井田柿右衛門氏が「響35年」のために特別に想を練り、丹精こめて一瓶一瓶造形した洋酒瓶です。「濁手(にごしで)」とは、柿右衛門窯特有の温かな乳白色の磁肌を表す言葉で、この濁手と、色絵、そして余白とが柿右衛門様式の三大要素とされています。〈濁手山つつじ文洋酒瓶〉には、この「濁手」の乳白色の磁肌に、九重山麓でスケッチした山つつじが咲き匂うかのように描かれているほか、茶筅(ちゃせん)型の端正なフォルムの高台部分と首部分には、アクセントとして地紋が配されています。

響35年 十四代酒井田柿右衛門作
       
十四代酒井田柿右衛門とは
     

初代酒井田柿右衛門は乳白色(濁手)の地肌に赤色系の上絵を焼き付けるという柿右衛門様式(後述)と呼ばれる磁器の作風を確立し、その作品はヨーロッパなどにも輸出されマイセン窯などでは模倣品も作られた。

柿右衛門様式といわれるものがあり、主に大和絵的な花鳥図などを題材として暖色系の色彩で描かれ、非対称で乳白色の余白が豊かな構図が特徴である。上絵の色には赤・黄・緑、そして青・紫・金などが用いられる。また、器の口縁に「口銹」と言われる銹釉が施されている例も多い。同じ有田焼でも、緻密な作風の鍋島様式や寒色系で余白の少ない古九谷様式と異なり、柔らかく暖かな雰囲気を感じさせる。

濁手と呼ばれる独特の乳白色の地色は、赤色の釉薬との組み合わせによって非常に映えると言われる。しかし、原料となる土の耐火性が強いなど調合が困難である。さらに焼成時・乾燥時の体積変化が非常に大きいため、作製が困難であり歩留まりが良くない。

図柄には「岩梅に鳥」「もみじに鹿」「竹に虎」「粟に鶉」など典型的なパターンがいくつかある。絵柄は時代とともに変化しており、初期は明赤絵の影響があったが、やがて狩野派、土佐派、四条派、琳派などの影響が入っていった。近年は写生を基にした現代的な画風が多い。

なお、当代は重要無形文化財保持者(人間国宝、2001年7月12日認定。色絵磁器)、佐賀県陶芸協会会長、日本工芸会副理事長、および九州産業大学大学院芸術研究科専任教授(以上の肩書きは2006年12月現在)。

  響35年 十四代酒井田柿右衛門作
響35年 十四代酒井田柿右衛門作
響35年 十四代酒井田柿右衛門作

 

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