ワインを語るときに、よくヴィンテージということばを耳にします。
このヴィンテージということばは、ぶどうが収穫された年を示すものです。
たとえば、ワインのラベルに「1983」とあれば、そのワインは1983年に
収穫されたぶどうを使ってつくったワインということを表してくれるのです。
この表示見て、その年の、その国の、その地方の天候がわかれば収穫されたぶどうの品質が分かってきます。
ですから、このようにぶどうの収穫を表すヴィンテージを表示する目的なのです。
例えば、ボルドーの有名なシャトーのワインのように、そのワインをつくっている生産者の個性を楽しむような
ものでは、収穫年の違いをによるワインの品質の変化が興味の対象になります。
ですから、ヴィンテージの表示が必要になってきます。また、このようなワインでは、飲みごろになるまでに10年以上もかかるものも
あるのでヴィンテージの表示が必要になってくるのです。