起業家の中でもビッグファイブと称されるウイスキー会社を興したのは、「ジョニー・ウォーカー」のジョン・ウォカー、「ホワイトホース」のピーター・マッキー、「デュワーズ」のジョン・デュワー、「ブナキャナンズ」のジェームス・ブナキャナン、それから「ヘイグ」のジョン・ヘイグ、これらがビッグファイブと言われております。
ウイスキーブームというのは、十九世紀の後半に迎えたスコッチの一つのピークのことを指します。蒸留所にの数で言うと、一八二三年の酒税法改正の後にものすごく誕生しますが、その次に多くできるのは、19世紀後半です。今残っている蒸留所は大概その頃に建てられたものです。