1172年、イギリスのヘンリー2世がアイルランドに遠征した際、土地の人々が大麦を発酵させた酒を飲んでいた、とのこと。公の文章としては、1494年、スコットランドで、”アクアヴィテ(ウイスキーのこと)をつくらしむ”との記述あり、どうやらこちらがウイスキーの起源のようだ。
生命の水、ウイスキー。ウイスキーの起源は中世にまでさかのぼる。12~13世紀ごろ原始的な蒸留がおこわら、14世紀にはある程度の蒸留技術が生まれていたといわれる。
麦芽を原料にした蒸留酒が現れるのは15世紀末。ウイスキーは、最初ケルト語でウスケ・ボー「生命の水」と呼ばれ、それが変化してウイスキーと言われるようになったと考えらている。