世界で一番高いスコッチウイスキーとは何?

ギネスブック載っているのでいえば「グレンフィディック50年」です。これはイタリアのミラノで開かれたオークションで落札された物で、価格は約1億リラ、800万円近くもしました。ただしこれはチャリティーオークションで、通常のオークションでは、「マッカラン60年」が一番高い値がつくでしょうね。これは当初12本が瓶詰めされたもので、今なら3、400万円くらいの高値が付くと思います。その後たに12本が瓶詰めされましたから、現在は24本ということになります。

スコッチを贈答品として贈る時の注意点

昔は、スコッチというのはそれほど銘柄もなかったし、贈ればたいてい喜ばれました。今、値段もかなり下がって、昔の高級品というイメージがないですね。昔のイメージでスコッチを贈っても、あまり意味がないかもしれない。贈られる側のスコッチを普段どの程度飲み、どの程度知っているかによって、何を贈ればいいか、変わってくると思います。珍しいとか、高級だからというだけじゃなくて、自分が本当に好きで、相手に飲んでほしい物を贈ったほうがいいんじゃないと思います。

ウイスキーのビッグファイブとは何ですか?

起業家の中でもビッグファイブ「と称されるウイスキー会社を興したのは、「ジョニー・ウォーカー」のジョン・ウォーカー、「ホワイトホース」のピーター・マッキー、「デュワーズ」のジョン・デュワー、「ブナキャナンズ」のジェームス・ブナキャナン、それから「ヘイグ」のジョン・ヘイグです。

これらがウイスキーブームを起こしたビッグファイブと言われる人たちです。

蒸留ってどんなことするの?

蒸留とは、発酵によってできたウォッシュを、ポットスチルという単式蒸留釜に入れて加熱し、気化したアルコールの蒸気を冷やし、再び液体に戻して取り出すことをいうわけですね。つまりアルコールを凝縮させて濃度を高める。スコッチは通常これを二回行います。

スコッチのカスクストレングスはどういう意味?

カスクというのは樽のことで、ストレングスというのは強さの事です。スコッチは、通常、ボトリングするときに水を加えて、40%とか43%にアルコール度数を落とすのですが、カスクストレングスというのは、水を加えずにそのまま瓶づめしたもので、樽出しという意味です。ですから、カスクストレングスの場合には、決まった度数というのがありません。普通は50数%とアルコール度数も高くなるのですが、中には40%近いものもある。熟成年数の非常に長いものだと、その間にアルコールが自然に減ってしまいそうなってしまいます。

スコッチはどのようにしてつくられるか?

モルトウイスキーの製造法としては、大まかに六つの工程が考えられます。

まず第一番目が製麦「モルティング」ですね。二番目が糖化作業「マッシング」、三番目が発酵「ファーメンテ―ション」、4番目が蒸留「ディスティレーション」、5番目が熟成「マチュレーション」、6番目が「ボトリング」この六つの工程を経てシングルモルトの製品になっていきます。

スコッチ原料って何?

モルトウイスキーの原料は大きくいって三つあります。一番目が大麦、二番目が水、三番目がイースト菌です。グレーンウイスキーの場合、大麦の他にトウモロコシ、小麦、ライ麦なども使います。

ウイスキーのビッグファイブって何?

起業家の中でもビッグファイブと称されるウイスキー会社を興したのは、「ジョニー・ウォーカー」のジョン・ウォカー、「ホワイトホース」のピーター・マッキー、「デュワーズ」のジョン・デュワー、「ブナキャナンズ」のジェームス・ブナキャナン、それから「ヘイグ」のジョン・ヘイグ、これらがビッグファイブと言われております。

ウイスキーブームというのは、十九世紀の後半に迎えたスコッチの一つのピークのことを指します。蒸留所にの数で言うと、一八二三年の酒税法改正の後にものすごく誕生しますが、その次に多くできるのは、19世紀後半です。今残っている蒸留所は大概その頃に建てられたものです。

ピュアモルトとシングルモルトって違うの?

ピュアモルトというのは、そのボトルの中にモルトウイスキー以外ははいっておりませんよという意味になります。ですから、もともとはブレンデッドウイスキーに対抗する言葉として使われたんだと思われます。

ということは、ピュアモルトというのは、シングルモルトの同義語と考えて問題ないと思われますが、例外がないとはいいきれませんので、見極めが必要ですね。

ロイヤル・ハウスホールド

ロイヤル・ハウスホールドとは「英王室」を指す言葉。この格調高い名前のきっかけは、1897年、当時自社ブランドが英国公下院の公式ウイスキーにもなっていたジェームズ・ブキャナン社が王室の依頼を受け、皇太子(後のエドワード7世)専用のブレンデッドウイスキーを作ったことにある。

それは高い評価を受け、翌年正式に”王室御用達”の認定を得た。由緒正しいこのスコッチは飲める場所が限られ、一般に飲めるのは実は日本だけ。