ウイスキーと他の蒸留酒の違い

まずは、原料が異なること。蒸留酒ではいろんな原料を使うことが可能です。例えばブランデーの原料はブドウ、つまり果実ですね。最初に醸造酒であるワインがあって、それを蒸留してブランデーがつくられる。イタリアのグラッパなども同じです。しかし、これらは穀物を原料にしていないのでウイスキーとはいえません。

次に熟成の違い。例えば焼酎のには、麦焼酎やそば焼酎、こめ焼酎などがあり、これは穀物を原料にしています。ただ、同じ穀物原料でも、焼酎は基本的には樽で寝かせません。ここがウイスキーと大きく違うところです。

スコッチが世界に広まったのはいつ?

もともとスコッチランドの地酒にすぎなかったスコッチが、世界の酒として認知されるようになったのはそれほど古いことではなくて、実はスコッチにブレンデットウイスキーが誕生してからの話です。今から150年前位、1850年代から60年代にかけてで、それが世界に浸透していったのは、十九世紀の終わりごろ、ヴィクトリア朝の時代のことです。世界の七つの海を支配した大英国のイギリス人、この中に当然スコットランド人も含まれているわけですが、彼らがスコッチが世界に進出するきっかけをつくったわけです。

ウイスキーの飲み方 いろいろ

ウイスキーは香りが高く、ストレートで味わうのが基本だが、オン・ザ・ロック、水割りやお湯割りなども人気がある。食前には軽いタイプ、食後にはコクのある重いタイプを選ぶのはあくまでも目安。紅茶やコーヒーに入れたり、カクテルのベースにすると親しみやすい。強いアルコール度数と苦みを和らげると飲みやすくなる。

マキロップチョイス ウイスキー

マキロップチョイスとは、他の樽と一切混ぜる事なく、一つの樽のみから瓶詰めをするシングルカスクを採用。しかもいずれも樽から直接出すというカスク・ストレングスである。イアン・マキロップ氏が樽を自ら厳選。選ばれた原酒のみを瓶詰めする。長期保存が多く、レア・アイテムとされる。

イアン・マキロップ社の所在地は、イギリス、グラスゴー。創立は、1953年。イギリスのマスター・オブ・ワイン受賞の経験を活かし、ウイスキーを厳選。

ウイスキーの飲み方

最近、ハイボールやドラマ「マッサン」の影響で、ウイスキーが密かにブームになりつつあります。そこで、初心者でもおいしく飲めるウイスキーの飲み方をお教えいたします。

1.ウイスキーはごくごく飲むものではなない
ウイスキーは40度を超す高アルコールのお酒、ハイボールは例外にして、ウイスキーを味わいたい方は、
ストレートやオンザロックで、ゆっくりと少しづづ楽しみましょう。

2.香り、色を楽しむ
グラスにワインを注いだ時に香る、芳醇な香りはウイスキーの個性ともいえます。スモーキーな香りピーティーな香り等、様々な特色がそれぞれのウイスキーにございます。

3.まずは一口
ウイスキーは一口飲んだだけで芳醇な香りが広がり、その余韻を長い時間かけて楽しむことが出来ます、
舌で転がしてみるのもよし、香りを表現して楽しむのもよし。

4.チェイサーを挟む
次の一口に行く前に、チェイサー(水や炭酸水)を挟んでほしい。アルコール度数の高いお酒を飲むと、
舌が馬鹿になり、ウイスキーの醍醐味である香りや余韻がなくなってしまいます。まずがチェイサーで口の中をリフレッシュして、次の一口を味わいましょう。

最後に
ウイスキーには基本的には正しい飲み方というものは存在せず、各々の好みによって飲み方を変えて楽しむのが、本来のお酒の楽しみであります。ただ、ウイスキーまず飲んでみたいという方は、上記の飲み方で一度飲んでみて、各々に合った飲み方を模索するのがよいでしょう。

ゴードン&マクファイル

ゴードン&マクファイルとは、貴重な古酒を多く所有するボトラーです。
スコットランド、エルギンで、ジェームス・ゴードンとアレキサンダー・マクファイルにより1895年に創業。元来、食料品店として、食品の他、ワイン、ウイスキーを扱っていたが、20世紀初め頃には、ウイスキーの輸出も開始する。

各蒸留所からよい樽を買い付け、最高の状態と判断されたものを発売。やわらかく、やさしい味わいの仕上がり。

 

洋酒 マーテルについて

1715年、英仏海峡の小島ジャージー島出身のジャン・マーテルがコニャックに移り住み、創業。
ブレンダ―は世襲制。最高のコニャック造りを目指す情熱と技術は8世代にわたり継承されている。

ボトルに描かれているシンボル・マークのゴールデン・スワローは、マーテルの誕生を祝福して飛来したとのいわれてから使われるようになった。

レミーマルタンについて

同社の創業は、1724年。コニャック業界創業屈指の老舗である。1738年の農業大不作の年、ルイ15世は、ぶどう栽培を削減させたが、レミー・マルタンだけはぶどう畑拡大を許す特権を授かった。

同社は、現在も畑を持っているが、その収穫では当然原料不足。契約栽培者は、グランド、プティット両シャンパーニュ地区に2000軒ある。また、大手製樽会社のセガン・モローは姉妹会社。

VSOPは、5年以上熟成品。1738は、ルイ15世の特権を記念した製品。フローラル&フルーティーな風味。XO・エクセレンスは、平均23年以上熟成、ルイ13世は、グランド・シャンパーニュ原酒のみの最高級品。

シンデレラ・ワインとは?

まったく世に知られていなかったにもかかわらず、ワイン批評誌などの高評価によって一夜にして有名になり、高価格で取引されるようになったワイン。

ボルドー右岸の、特にサンテミリオンとポムロムが発祥で、代表的なものには「シャトー・ル・パン」「シャトー・ド・ヴァランドロー」「ラ・モンドット」「ル・ドーム」などがあります。

ジョニーウォーカーについて

スペイサイドにジョニー・ウォーカーが所有するカードゥ蒸留所の原酒がキーモルト。タリスカー、ロイヤル・ロッホナガーなど贅沢にブレンド。世界中のウイスキー好きに愛され続けている味。

ジョニーウォーカーの歴史は1820年、ジョンウォーカー&サンズ社として創業、創業者はジョン・ウォーカー。3代に渡すウイスキー造りで、世界に名だたる銘品を誕生させた。