避暑地・軽井沢でゆったりと熟成が進む!
フローラルな香りと、しっかり熟成した豊かな味わいを持つ、贅沢なモルト・ウイスキーだ。
メルシャンの前身・大黒葡萄酒がウイスキーづくりを始めたのは、1952年。
当初は塩尻で行なわれていたが、更に良い環境を求めて白羽の矢を立てたのが、
同社の持つ軽井沢農場だった。ここではワインづくりが行なわれていたのだが、
浅間山からの雪解け水や冷涼な気候、樽に適度な湿度を与える霧など、
ウイスキーづくりに最適な自然環境だったのだ。更に木造の貯蔵庫をツタが覆う。
このツタが、夏の強い太陽光を和らげ、極端な温度変化を防いでくれる。
スコットランドにそっくりと言われるこの地で本格的なウイスキーづくりが始まり、
1976年に100パーセントモルト・ウイスキー「ストレート・モルト・オーシャン軽井沢」を発売した。
それが軽井沢シリーズの始まりである。通常、蒸留所の名がつくウイスキーはシングル・モルトだが、
「軽井沢12年」はヴァッテッド・モルトだ。ただ軽井沢シリーズにはシングル・モルトもある。