月別アーカイブ: 2013年11月

グレンモーレンジ GLENMORANGIE

フルーツの香りが女性を誘う!

ウイスキーというと、どちらかといえば男の酒のイメージが強い。

けれどウイスキー初心者の女性にもお勧めできるのが、このグレンモーレンジだ。

淡い金色のボトルの色合いからして華やかだが、飲んでみると更に華やかさが増す。

花の香りの様な甘くかぐわしい香りがあり、繊細な味が、舌の上でさわやかに躍る。

だからといって、男性に物足りないなんて事はない。

何しろグレンモーレンジは、スコットランド国内で最も愛されているモルト・ウイスキーの一つ。

出荷しているのは全てシングル・モルト。ブレンデット用には、一切供給していないのだ。

ハイランド・モルトの、代表中の代表と言えるだろう。

フローラルでフルーティーな香りの元は、バーボン樽にある。

ここでは、熟成樽にバーボンの空樽を使用しているのだ。

アメリカ・ケンタッキー州のオークを原木ごと買い上げ、

それを一度バーボンの熟成に使用してから、モルト・ウイスキーの熟成に使っている。

そのこだわりが、世界に愛されるモルト・ウイスキーの原動力になっているのだ。

ブッカーズ BOOKER’S

洒落たラベルに自信の手書き文字が並ぶ

とろりとした褐色に近い琥珀色の液体を一口含むと、まろやかな香りが口の中に広がる。

63度という高濃度のアルコールなのに、強烈な刺激があるのかというと、そんなことはなく、

まろやかでバランスのとれた風味がいつまでも残る。

丁寧に書かれた手書き文字のラベルにも表れているように、

ブッカーズはそれぞれの樽から直接瓶詰めした最高級の品。

バーボン業界第1位を誇るジム・ビーム社が、特別に作り上げたプレミアム・ブランドなのだ。

製作者は、ジム・ビーム社の直系で、

バーボン中興の祖と言われるジェイコム・ビームの孫にあたる、ブッカー・ノオ。

バーボン造りの達人と言われたブッカーが、6~8年熟成させた秘蔵中の秘蔵の樽から、

熟成のピークを迎えたものだけを自らが選び出して、このバーボンを世に出したのだ。

アルコール度が高く、沢山は飲めないかもしれないが、

食後にゆったりと、価値ある逸品を味わってみたい。

アベラワー ABERLOUR

いい酒はストレートがうまい!

アベラワーは、国際ワイン&スピリッツ大会で何度も金賞を受賞しており、

スペイサイド・モルトの逸品として、つとに名高い。

グラスを口元に近づけると、芳醇なラム酒のような快いエッセンスがたちのぼってくる。

ほのかに甘い、やさしい口あたりは、夜の和みの時間にぴったりだ。

水で割ってもいいが、アベラワーの芳醇さ、スムースな飲み口を味わうには、

ストレートで楽しむのがベスト。この名品をつくっているのは、スペイサイドの中心部、

ラワー川に沿って建つヴィクトリア調の美しい建物、アベラワー・グレンリヴェット蒸留所だ。

創業は1826年だが、正式なラベルなどには、火災後に再建された1879年が記載されている。

創業年が、ふたつあるわけだ。1974年、フランスの会社に買収されて、

近代的な施設が加えられた。この蒸留所では、スコットランド産の大麦だけを使用し、

通常は木製である樽の栓をコルクにしている。この方が不純物が蒸発しやすいためだという。

丹誠込めて作られているだけに、深い味わいに仕上がっている。

カベルネ・ソーヴィニヨン

フランス・ボルドー地方の代表的な赤ワイン用品種で、

タンニンが多めの為、重厚な味わいのワインが造られ、

熟成すると共にエレガントさが増します。酸や香りの成分も豊かで、

カシス、チョコレート、スギ、ピーマンなどのアロマがします。

環境への順応がとても良く、世界各国で栽培されています。

ロゼや赤のスパークリングで使用されます。

スプリングバンク

部屋いっぱいに甘い香りが満ちる!スプリングバンクの香りは、甘くかぐわしい。

栓を抜いてグラスに注ぐと、その甘い香りが部屋いっぱいに満ちていく。

そして舌にのせると、とろりとしてシルクのように滑らかに広がっていく。

ロマンチックなムードがあふれ、女性にもぴったりだ。

蒸留所はスコットランドの西側に突出たキンタイア半島の先端の町キャンベルタウンにある。

かつては30ほどの蒸留所が犇いた地だが、閉鎖が相次ぎ、現在ではたった二つ残るだけ。

衰退の原因は何と20世紀初頭の、アメリカの禁酒法にあったという。

禁止されれば飲みたくなるのが人の常。キャンベルタウンは場所柄、

アメリカに輸出しやすい為、目先の儲けだけを求めて、粗悪な品を大量に送りこんだ。

その結果、キャンベルタウン・モルトの評判がガタ落ちになり、

どんどん閉鎖に追い込まれたというのだ。その中でスプリングバンクが生き残ってきたのは、

苦しい経営のなかでも、こだわりを決して捨てなかったからだ。

いまだに麦芽づくりから瓶詰めまで、一貫して行なっているのがその証拠だろう。

ロイヤル・ロッホナガー

ヴィクトリア女王が愛した味わい

このモルト・ウイスキーは爽快感のある香りが漂う、スパイシーでコクのあるタイプ。

食後のひとときにぜひ味わいたい。

ロッホナガーとは、ディー川沿いにある山の名前で、ゲール語で”岩の露出した湖”の意味。

湖の名前が、そのまま山の名前にも使われているのだ。

詩人バイロンが幼少時に暮らしたというこの地に、蒸留所が設立されたのが1845年。

その3年後のことである。

蒸留所の隣にあったバルモラル城を、当時のヴィクトリア女王が夏の離宮として購入した。

蒸留所の創設者ジョン・ベグがこの隣人に「見学に来ませんか」と手紙を書いたところ、

ロイヤル・ファミリーが本当に見学に訪れた。

しかもその後「王室御用達」を許可する書状が送られてきたのだ。

以来、ロッホナガーの頭にロイヤルが付いたのである。女王夫妻は、このモルトを愛飲して、

時に極上ボルドーワインにロッホナガーを数滴たらして飲んでいたとか。

いったいどのような味になるのか、興味のある方はお試しあれ。