家庭で氷を作るには

家で水割りを楽しもうと、ミネラルウォーターを用意しても、水道水で作ったカルキ臭のある
氷や溶けやすい氷では、味を損ねてしまう。水にこだわったら、氷にも気を使いたいもの。
まず、ミネラルウォーターを使って、製氷機で氷を作る。できた氷をビニール袋等に入れ、再び冷凍庫に入れておく。こうして作り置きすると、氷の中に気泡が減り、硬く締まった氷になる。大きめの密閉容器に氷を入れ冷凍庫で固め、取り出して割ってもいい。

宣伝がウイスキーを身近にした

「うまい、やすい」「トリスを飲んで人間らしくやりたいな。人間なんだから」
等のキャッチコピーに聞き覚えある人は多いだろう。
いずれもサラリーマンの気持ちに寄り添った名文句である。これらの宣伝につれられてウイスキーに手を伸ばした人は
すくなくないであろう。

キュヴェ・ドン・ペリニヨン

究極を追求して造られた逸品、キュヴェ・ドン・ペリニヨン。
味の特徴は、シャンパーニュ地方でも指折りのクリュ(ぶどう園)を含む広大な自社畑を持つ。
シャンパーニョ地方でも自社特級畑格付けの、しかも最高年のみ単一年度で仕込まれるので特徴が明確である。
シャンパン製法の基礎を築いたのは、ベネディクト派の僧侶ドン・ペリニヨン(1690年頃)。
師が作ったワインは時の王、ルイ14世に「ドン・ペリニヨンのワインを運ばせよ」と言わしめたほどに注目を浴びた。

キュヴェ・ドン・ペリニヨン’95
 長年の熟成が生んだほう芳醇で複雑な味わいと香り。力強さのうちに緻密・繊細な味わいがある。

キュヴェ・ドン・ペリニヨン・ロゼ’92
 ニュアンスに富んだばら色が美しい。特有の複雑さ、芳醇・豊満な味わい。優雅さに満ちた風味。

スコッチも、バーボンもウイスキー?

両方ともウイスキー。ウイスキーとは「穀物を原料とした蒸留酒で、木樽で熟成させたもの」
”世界の5大ウイスキー”と呼ばれるものとして、アイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズがある。

ロイヤル・ハウスホールド

ロイヤル・ハウスホールドとは「英王室」を指す言葉。この格調高い名前のきっかけは、1897年、当時自社ブランドが英国公下院の公式ウイスキーにもなっていたジェームズ・ブキャナン社が王室の依頼を受け、皇太子(後のエドワード7世)専用のブレンデッドウイスキーを作ったことにある。

それは高い評価を受け、翌年正式に”王室御用達”の認定を得た。由緒正しいこのスコッチは飲める場所が限られ、一般に飲めるのは実は日本だけ。

琥珀色のウイスキーの誕生

現在のような琥珀色のウイスキーになったのは18世紀のはじめ。ウイスキーの関税が一気に引き上げられ、密造者が続出。税吏の目を逃れる為、シェリー空樽に隠して貯蔵し、熟成させるという方法を発見。これが幸いしたのか、透明の液体が琥珀色のおいしい酒にその姿をかえていった。

リキュールの魅力

リキュールの種類は非常に多く、ひとつの果実でも種子、果肉、果皮などの部位によって
風味が異なる。しかも、ベースとなるスピリッツもいろいろあるため、さらにバリエーションが広がることになる。

リキュールの魅力は、甘さや香りのバラエティだが、その色の美しさから「液体の宝石」とも称され、カクテル作りには欠かせない存在となっている。現在、日本で販売されているリキュールは、輸入品含めて500種類以上。

いずれも個性的で、無限ともいえるほどおいしさの広がりを見せてくれる。

ワインでの保存法 飲む適温

ワインは、光や熱、振動や乾燥に弱い。家庭で保存する場合は、そのような場所は避けて保存したい。
出来れば、涼しい部屋で、光が直接当たらない棚などがあれば理想的。

また、コルクが乾燥しすぎないよう寝かせて置くことも忘れずに。もしゆとりがあれば、
ワイン専用の保冷庫(ワイン・カーブと呼ぶ)があり、それを利用する方法もある。

ワインをおいしく味わう適温は、厳密にいうとワインのタイプによって細かく区分される。
白ワインは冷やして、といわれるがあまり冷やしすぎても香りが引き立ってこない。

赤ワインは、室温、というが、ヨーロッパとは、条件も違い、日本で飲む場合、ちょっと冷やし、温度の変化による味の変化を楽しむのもよい。

白ワインは5~18度。赤ワインは、8~20度。という目安で、あとはワインの種類、あなたの好みで適温を決めたい

リンゴもキウイもワインになる

ワインになる果実は、ぶどうだけではありません。ただ、ぶどうは発酵をはじめから持っていて、とてもお酒になりやすい果実なのです。ですから、ぶどう以外の果実でも、酵母を加えることのよってのワインをつくることができるのです。

リンゴからも、もちろんワインをつくることができます。シールドと呼ばれているものがリンゴのワインです。シールドの本場は北ヨーロッパです。シールドというのはフランス語で、英語ではサイダー、といいます。

フランスでは、北部ノルマンディー地方で栽培されているリンゴから「シールド」をつくっています。ここでつくられる「シールド」は、イギリスの「サイダー」よりはコクと個性の強い風味を持っていて、とても親しまれています。

珍しい物では、キウイのワインがあります。ニュージーランド特産のキウイでつくられるワインで、柔らかい口当たりと爽やかさが特徴です。ビタミンCがたっぷりと含まれていて、ヘルシーなワインでもあります。ワインになるキウイは、とくに優れたヘイワード種が使われています。

フルジョワ級の行方

2003年に行われたブルジョワ級の4各付け見直しは、格下げ、となったシャ卜ーからの訴訟を受け、07年に新格付けの無効が決定した。

ブルジョワ級組合から改組したブルジョワ級重盟は、一時期、格付けとは無関係の品質表示として「ラベ・クリュ・ブルジョワ」を検討していたが、08年2月に新格付けの導入を決定。審査は毎年行われ、パスしたメドックのシャ卜ーのみクリュ・フルジョワを名乗れる。

上位格付けのブルジョワ・エクセプシオネル、ブルジョワ・シューペリュールはなくなった。