世界最古のプレステージ・シャンパン「クリスタル」を誕生させたメゾン、
ルイ・ロデレールは200年以上続く家族経営で最高品質を追い求める。
1776年にランスで設立したデュボア家を前身として、事業を引き継いだルイ・ロデレールの名にちなんで、
現在の社名になったのが1833年のこと。以来、ルイ・ロデレール社は200年以上続く家族経営で、
徹底した品質管理を行っているメゾンです。最高品質のシャンパンを追求する姿勢は、
ドザージュで使用するリキュールワインに5年から8年の熟成期間を設けているということからも、
窺い知ることが出来ます。また、生産量の75%を補うことが出来る自社畑を所有しているというのも、
これだけの規模のメゾンとしては非常に珍しいことなのです。ルイ・ロデレールといえば、
同社の最高級プレステージ・シャンパン「クリスタル」を思い浮かべる人も多いでしょう。
シャンパンには珍しい透明なボトルが優雅な「クリスタル」は、1876年にロシア皇帝アレクサンドル2世のために
ルイ・ロデレールが特別に造ったシャンパンが起源。
現在、殆どのメゾンが最上級のプレステージをラインナップに掲げていますが、
この「クリスタル」こそが最古のプレステージ・シャンパンと言われています。