モンターニュ・ド・ランス

”ランスの山”という意味のこの地区は、ピノ・ノワールの名産地で、

シャンパーニュの中心的な都市ランスを擁する丘陵地。町の中心にはフランスの三大聖堂の一つで、

世界遺産にも認定されているノートル・ダム大聖堂があります。

また、ランスには大手メゾンが集中し、代表的なところだけでもポメリー、ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン、

テタンジェ、パイパー・エドシック、ランソン、クリュッグ、ルイ・ロデレールと、

まさにシャンパンの都といった趣の街です。

この地方のグラン・クリュ

アンボネイ、ボーモン・シュール・ヴェール、ブジー、マイイ・シャンパーニュ、ピュイジュー、

シルリー、ヴェルズネイ、ヴェルジー、ルーヴォア

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テタンジェ TAITTINGER (メゾン所在地区 ランス)

伝統を守りながらも時代を先読みする鋭い感性を併せ持ち、

フランス大統領御用達など国内外で大きな信頼を得る家族経営メゾン!

経営するファミリーの名前を社名に冠する、今日では数少ない家族経営のシャンパン・メゾンである

シャンパーニュ・テタンジェ社。フランス大統領の主催する公式レセプションで用いられるなど

フランス国内での名声はもとより、生産量の3分の2が国外へ輸出されていることからもわかるように、

世界的に有名なシャンパン・ブランドの一つです。

同社の最高傑作であるプレステージ「コント・ド・シャンパーニュ」が誕生したのが1957年。

ライフスタイルの変化などから、ワインにもエレガントさや軽さが求められていることを敏感に感じ取った、

前社長のクロード・テタンジェ氏の発案により、製造が開始されました。

現在では珍しくありませんが、シャルドネ100%、更にグラン・クリュのブドウのみを使うという発想は、

ピノが主体の重い味わいが好まれていた当時としては斬新で、シャンパン業界に大きな衝撃を与えました。

シュイイ、クラマン、メニル・シュール・オジェといった、コート・デ・ブランの中でも傑出した

シャルドネ畑として有名なグラン・クリュのみから造られた「コント・ド・シャンパーニュ」には、

テタンジェ社が追求するエレガントの極みが詰め込まれています。

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