ボローニャ、パルマなど美食の町があり、イタリアで食べ物が一番美味しいと言われる州。
この地はランブルスコ種のブドウが多く、それから造られるランブルスコワインは
DOC、VdTともに生産量が多く有名な中甘口で、弱発泡性の低アルコール度数のワイン。
DOCはサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ、アルバーナ・ディ・ロマーニャ(DOCG)などがある。
お酒に関するうんちくや雑学など
ボローニャ、パルマなど美食の町があり、イタリアで食べ物が一番美味しいと言われる州。
この地はランブルスコ種のブドウが多く、それから造られるランブルスコワインは
DOC、VdTともに生産量が多く有名な中甘口で、弱発泡性の低アルコール度数のワイン。
DOCはサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ、アルバーナ・ディ・ロマーニャ(DOCG)などがある。
ドイツを代表する有名な銘醸地で、産出されるワインのほとんどが白。
シュペトレーゼ(遅摘み)やアウスレーゼ(房選り)の方法が発見されたところで、
たっぷりと陽光を浴びたブドウから優れたワインが産出されるラインガウ(ワインの里)。
シュタインベルガー、シュロス・フォルラーツ、シュロス・ヨハニスベルガーは
三大銘柄としてよく知られている。
プロヴァンスの南、地中海に浮かぶ美しい島、コルシカ島。プロヴァンス地方、ラングドック地方、
ルーション地方、コルシカ島のことをフランスの南部地方(ミディ)という。
特産のブドウ、シャカレッロ種(赤・ロゼ用)やベルマンティノ種(白用)も使われて
ワイン造りが行われているため、ヴァン・ド・ペイ(地ワイン)は腰が強く香り高いものが多く産出されている。
AOCワインにはヴァン・ド・コルス、アジャクシオ、パトリモニオなど。
イタリア語で「山の足」という名の通りアルプスのふもとにあるピエモンテ州は、
イタリアの重要な赤ワインの産地で品質、格ともに高いことで知られる。
ワインの王であり、王のワインとされるバローロ、その弟格と言われるバルバレスコ、
コクのあるガッディナーラなどが代表的なもの。
発泡性ワイン(スプマンテ)でマスカットブドウの個性的な香りがするやや甘口の白、
アスティ・スプマンテも有名。
ドイツ国境に隣接したアルザスは、
かつてドイツに統治された歴史もありドイツ的習慣が残っている地方。
原料とするブドウの品種、フルート型と呼ばれるボトル、
ラベル表示が地域名ではなくブドウの品種名であることなど
ドイツワインとよく似ているが、
甘口のドイツとは違い辛口の白ワインを多く産出する。
代表的な品種はリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ(トケイ)、ミュスカ。
ワインの量産地ヴェネト州は「水の都」ヴェネツィアを州都に持ち、
またロミオとジュリエットの舞台となった町ヴェローナのあるところ。
辛口ワインのソアーヴェ、バルドリーノ、若飲みタイプの赤、ヴァルポリチェッラなど
有名なワインの産地はヴェローナを囲むように散在している。
ソアーヴェはイタリア白ワインの代表格で、
ヴァルポリチェッラは「ヴェローナの王子」と言われ、五世紀ごろから知られている。
マルセイユからニースにかけてコート・ダジュール一帯と、内陸部のエクス・アン・プロヴァンスから
ドラギニアンを結ぶ線に囲まれた地域で、ワイン造りの歴史はフランスで最も古い。
美しい色調で軽やかな風味のロゼの生産地として有名な地方。
主な産地は辛口の白が有名なカシスとパレット、コクのある赤と辛口ロゼのバンドール、
生産量の最も多いコート・ド・プロヴァンス。
主なワイン
バンドール、バンドール・ルージュ、カシス、コート・ド・プロヴァンスなど。
中世の美しい古城が点在する「フランスの庭園」ロワールは、
ゆるやかに流れるロワール河流域に広がるブドウの産地。
殆ど全てのタイプのワインが造られているが、
全般的にはフルーティーで若いうちに飲むものが多いのが特徴。
代表的なものは、辛口の白ミュスカデ、中甘口のロゼ・ダンジュー、
辛口の白サンセール、ロワール地方最良の赤ワイン、シノンが有る。
ローヌ河両岸に南北に広がるこの地方は、南と北で気候や土壌が異なるため
栽培されるブドウの品種も違い、多種多様なワインを産出する。
日照時間が長いことから全般的にアルコール度が高く力強いタイプのワインが造られる。
北部は生産量は少ないが高品質で知られ、エルミタージュは豊かな味わいの赤として代表的なもの。
南部はほとんどが赤で多くの種類のブドウを混醸して造っている。
コート・デュ・ローヌはシャトーヌフ・デュ・パプ、エルミタージュなどが有名。
ユニークな製法の蒸留所は国策で生まれた。
クーリー蒸留所では、「カネマラ」「グレノア」「キルベガン」「ターコネル」「ロックス」「マギリガン」
「グリーン・スポット」など、沢山の銘柄の蒸留を行なっている。
なかでもユニークなのは、カネマラだろう。飲んでみると、「おやっ、スコッチに似ている」と思うはず。
現在こそアイリッシュ・ウイスキーは基本的にピート香がついていないが、
その昔はついていたのだという。そこで現代版として、ピート香をつけた、
アイルランドではとても珍しい方法で造り上げたウイスキーが誕生したのだ。
ところでクーリー蒸留所は1987年創業と、比較的新しい。
というのも、この地には当時ブッシュミルズ蒸留所とミドルトン蒸留所の2箇所しかなかったので、
政府の国策でアイリッシュ産ウイスキーの独立企業をつくろうということになり、
ジョン・ティーリング氏が400万ポンドを投入して創設したのだ。
アイリッシュ・ウイスキーの世界的シェアはまだわずかだが、
この新蒸留所の誕生で、売り上げの増大が期待されている。