中世の美しい古城が点在する「フランスの庭園」ロワールは、
ゆるやかに流れるロワール河流域に広がるブドウの産地。
殆ど全てのタイプのワインが造られているが、
全般的にはフルーティーで若いうちに飲むものが多いのが特徴。
代表的なものは、辛口の白ミュスカデ、中甘口のロゼ・ダンジュー、
辛口の白サンセール、ロワール地方最良の赤ワイン、シノンが有る。
お酒に関するうんちくや雑学など
中世の美しい古城が点在する「フランスの庭園」ロワールは、
ゆるやかに流れるロワール河流域に広がるブドウの産地。
殆ど全てのタイプのワインが造られているが、
全般的にはフルーティーで若いうちに飲むものが多いのが特徴。
代表的なものは、辛口の白ミュスカデ、中甘口のロゼ・ダンジュー、
辛口の白サンセール、ロワール地方最良の赤ワイン、シノンが有る。
ローヌ河両岸に南北に広がるこの地方は、南と北で気候や土壌が異なるため
栽培されるブドウの品種も違い、多種多様なワインを産出する。
日照時間が長いことから全般的にアルコール度が高く力強いタイプのワインが造られる。
北部は生産量は少ないが高品質で知られ、エルミタージュは豊かな味わいの赤として代表的なもの。
南部はほとんどが赤で多くの種類のブドウを混醸して造っている。
コート・デュ・ローヌはシャトーヌフ・デュ・パプ、エルミタージュなどが有名。
ユニークな製法の蒸留所は国策で生まれた。
クーリー蒸留所では、「カネマラ」「グレノア」「キルベガン」「ターコネル」「ロックス」「マギリガン」
「グリーン・スポット」など、沢山の銘柄の蒸留を行なっている。
なかでもユニークなのは、カネマラだろう。飲んでみると、「おやっ、スコッチに似ている」と思うはず。
現在こそアイリッシュ・ウイスキーは基本的にピート香がついていないが、
その昔はついていたのだという。そこで現代版として、ピート香をつけた、
アイルランドではとても珍しい方法で造り上げたウイスキーが誕生したのだ。
ところでクーリー蒸留所は1987年創業と、比較的新しい。
というのも、この地には当時ブッシュミルズ蒸留所とミドルトン蒸留所の2箇所しかなかったので、
政府の国策でアイリッシュ産ウイスキーの独立企業をつくろうということになり、
ジョン・ティーリング氏が400万ポンドを投入して創設したのだ。
アイリッシュ・ウイスキーの世界的シェアはまだわずかだが、
この新蒸留所の誕生で、売り上げの増大が期待されている。