ジュヴレシャンベルタン Gevrey-Chambertin

ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区の村名。

むかし、ジュヴレであったものが、そこの特級ワインを生産する畑シャンベルタンの名をとって村名としたもので、ブルゴーニュではそのような例が多く見られる。

7世紀頃、アマルゲール公がベーズの修道院にブドウ畑を寄進して以来、クロドベーズと呼べれるようになった。

その後ベルタンという農夫がベーズのしゅうどういんのワインの素晴らしさに惹かれ、その畑の隣に修道院のものと同品種の葡萄を植え、同じ方法で栽培した。

ベルタンの畑は、シャンドベルタンと言われてきたがいつしかシャンベルタンと言われるようになった。

A.O.Cでいうジュブレ・シャンベルタンはコミューンの名称で、その上のクラスといてその自治体に属する畑の名を追記した名称がある。

シャンベルタンとうたうものはシャンベルタンとベーズとの2つの畑からとれたワインに限られる。

なお、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズはシャンベルタンとうたうことができるが、シャンベルタンはシャンベルタン・クロ・ドベーズとうたうことはできない。