ウイスキーの飲み方

最近、ハイボールやドラマ「マッサン」の影響で、ウイスキーが密かにブームになりつつあります。そこで、初心者でもおいしく飲めるウイスキーの飲み方をお教えいたします。

1.ウイスキーはごくごく飲むものではなない
ウイスキーは40度を超す高アルコールのお酒、ハイボールは例外にして、ウイスキーを味わいたい方は、
ストレートやオンザロックで、ゆっくりと少しづづ楽しみましょう。

2.香り、色を楽しむ
グラスにワインを注いだ時に香る、芳醇な香りはウイスキーの個性ともいえます。スモーキーな香りピーティーな香り等、様々な特色がそれぞれのウイスキーにございます。

3.まずは一口
ウイスキーは一口飲んだだけで芳醇な香りが広がり、その余韻を長い時間かけて楽しむことが出来ます、
舌で転がしてみるのもよし、香りを表現して楽しむのもよし。

4.チェイサーを挟む
次の一口に行く前に、チェイサー(水や炭酸水)を挟んでほしい。アルコール度数の高いお酒を飲むと、
舌が馬鹿になり、ウイスキーの醍醐味である香りや余韻がなくなってしまいます。まずがチェイサーで口の中をリフレッシュして、次の一口を味わいましょう。

最後に
ウイスキーには基本的には正しい飲み方というものは存在せず、各々の好みによって飲み方を変えて楽しむのが、本来のお酒の楽しみであります。ただ、ウイスキーまず飲んでみたいという方は、上記の飲み方で一度飲んでみて、各々に合った飲み方を模索するのがよいでしょう。

ゴードン&マクファイル

ゴードン&マクファイルとは、貴重な古酒を多く所有するボトラーです。
スコットランド、エルギンで、ジェームス・ゴードンとアレキサンダー・マクファイルにより1895年に創業。元来、食料品店として、食品の他、ワイン、ウイスキーを扱っていたが、20世紀初め頃には、ウイスキーの輸出も開始する。

各蒸留所からよい樽を買い付け、最高の状態と判断されたものを発売。やわらかく、やさしい味わいの仕上がり。

 

ジョニーウォーカーについて

スペイサイドにジョニー・ウォーカーが所有するカードゥ蒸留所の原酒がキーモルト。タリスカー、ロイヤル・ロッホナガーなど贅沢にブレンド。世界中のウイスキー好きに愛され続けている味。

ジョニーウォーカーの歴史は1820年、ジョンウォーカー&サンズ社として創業、創業者はジョン・ウォーカー。3代に渡すウイスキー造りで、世界に名だたる銘品を誕生させた。

アベラワーについて

スペイ川沿いのアベラワーの村で、1826年に操業をスタート。現在、フランスのペルノ・リカール社傘下。10年はスタンダード品だが、ラムレーズンやバニラエッセンスのような濃厚な風味があり、スペイサイド・モルトの佳品として評価も高い。

国際ワイン&スピリッツ大会で、6度の金賞受賞に輝く実力派。15年はさらに熟成感を高めた製品で、シェリー樽熟成由来の豊かなコクと香りが楽しめる。左端は蒸留年を表示したヴィンテージ品で、さわやかでスムーズな口当たりが特徴。

ブレンデッド・スコッチのクラン・キャンベルやハウス・オブ・ローズの重要な原酒で、それらと飲み比べてみるのも楽しい。

五大ウイスキーについて

ウイスキーはいろいろな国でつくられているが、主産地は5つである。これが”世界5大ウイスキー”と呼ばれています。年代別に並べると、”アイリッシュ” ”スコッチ” ”アメリカン” ”カナディアン” ”ジャパニーズ”

風味の点でもっとも強い個性を出しているのがスコッチとバーボンで、アイリッシュとジャパニーズはマイルド。カナディアンはこの中ではもっともライト・タイプである。

ウイスキーの始まりはスコットランド

1172年、イギリスのヘンリー2世がアイルランドに遠征した際、土地の人々が大麦を発酵させた酒を飲んでいた、とのこと。公の文章としては、1494年、スコットランドで、”アクアヴィテ(ウイスキーのこと)をつくらしむ”との記述あり、どうやらこちらがウイスキーの起源のようだ。

生命の水、ウイスキー。ウイスキーの起源は中世にまでさかのぼる。12~13世紀ごろ原始的な蒸留がおこわら、14世紀にはある程度の蒸留技術が生まれていたといわれる。

麦芽を原料にした蒸留酒が現れるのは15世紀末。ウイスキーは、最初ケルト語でウスケ・ボー「生命の水」と呼ばれ、それが変化してウイスキーと言われるようになったと考えらている。

ウイスキーといえばスコッチ

ウイスキーの代名詞ともいえるスコッチ・ウイスキーは、スコットランドで蒸留されたウイスキーのこと。スコットランド内での蒸留や、スコットランド内での3年以上樽熟成などがスコッチ・ウイスキーと名のれる法的条件になっている。

スコッチの銘柄はじつに多彩だが、大きくは、大麦麦芽だけを原料とするモルト・ウイスキーと、トウモロコシなどの穀物を原料とするグレーン・ウイスキーに分けられる。このふたつは、原料だけでなく、蒸留法も異なっている。

数十種の蒸留所でつくられたモルト・ウイスキー数種のグレーンウイスキーを混合したものが、ブレンデッド・ウイスキー。カティサーク、ジョニー・ウォーカー、オールド・パーなど、一般に広く知られている銘柄の多くは、ブレンデット・ウイスキーなのだ。

ベル BELL’S

アーサー・ベルが生んだ祝・門出のウイスキー。

なめらかな口あたり、スムーズな飲み口。名ブレンダー、アーサー・ベルは、

それまでの慣習にとらわれずに原酒をブレンドし、ベルを誕生させた。

ベル社の前身は、1825年設立の酒類の販売会社。

アーサー・ベルはそこに入社後、ブレンダーの技術を極め、

1895年にはアーサー・ベル&サンズ社が誕生した。

・ベル・エクストラ・スペシャル

イギリス国内で販売量1位の人気ウイスキー。すっきりとしたドライな飲み口。

・ベル12年

熟成により味わいに深みが生まれ、まろやかなコクと香味が広がる。

・ベル・デカンター

ベルの社名にふさわしい鐘形の陶製ボトル。口あたりが滑らかな最高級品。

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クーリー蒸留所

ユニークな製法の蒸留所は国策で生まれた。

クーリー蒸留所では、「カネマラ」「グレノア」「キルベガン」「ターコネル」「ロックス」「マギリガン」

「グリーン・スポット」など、沢山の銘柄の蒸留を行なっている。

なかでもユニークなのは、カネマラだろう。飲んでみると、「おやっ、スコッチに似ている」と思うはず。

現在こそアイリッシュ・ウイスキーは基本的にピート香がついていないが、

その昔はついていたのだという。そこで現代版として、ピート香をつけた、

アイルランドではとても珍しい方法で造り上げたウイスキーが誕生したのだ。

ところでクーリー蒸留所は1987年創業と、比較的新しい。

というのも、この地には当時ブッシュミルズ蒸留所とミドルトン蒸留所の2箇所しかなかったので、

政府の国策でアイリッシュ産ウイスキーの独立企業をつくろうということになり、

ジョン・ティーリング氏が400万ポンドを投入して創設したのだ。

アイリッシュ・ウイスキーの世界的シェアはまだわずかだが、

この新蒸留所の誕生で、売り上げの増大が期待されている。

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ミドルトン蒸留所

世界最大のポットスチルが数々の銘柄を造る。

ミドルトン蒸留所の代表ウイスキーは、その名を冠した「ミドルトン・ベリー・レア」。

麦の香り、樽の香り、ハーブや木の香りなどがほのかに漂ってくる楽しい味。

できるだけ加水せず、ストレートでじっくり味わいたい。

このアイリッシュ・ウイスキーは、毎年熟成樽の中から厳選された50樽からボトリングされるが、

ラベルにはその時の年数しか記載されていない。蒸留年と勘違いしないよう要注意。

ミドルトン蒸留所は、アイルランドの蒸留所が集まったIDGというグループの中心的な蒸留所。

世界最大のポットスチル(蒸留器)を持ち、そのスチルから様々な銘柄のウイスキーを造り出している。

例えば、1780年創業の老舗「ジェムソン」も同グループに集約されて、

現在、ジェムソンのウイスキーはミドルトン蒸留所で造られている。

創業年をラベルに表記した「ジェムソン12年」は、アイリッシュ・ウイスキーのベストセラーだ。

その他、「タラモア・デュー」「レッドブレスト」「リマリック」などが、この蒸留所で生まれている。

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