ワインでの保存法 飲む適温

ワインは、光や熱、振動や乾燥に弱い。家庭で保存する場合は、そのような場所は避けて保存したい。
出来れば、涼しい部屋で、光が直接当たらない棚などがあれば理想的。

また、コルクが乾燥しすぎないよう寝かせて置くことも忘れずに。もしゆとりがあれば、
ワイン専用の保冷庫(ワイン・カーブと呼ぶ)があり、それを利用する方法もある。

ワインをおいしく味わう適温は、厳密にいうとワインのタイプによって細かく区分される。
白ワインは冷やして、といわれるがあまり冷やしすぎても香りが引き立ってこない。

赤ワインは、室温、というが、ヨーロッパとは、条件も違い、日本で飲む場合、ちょっと冷やし、温度の変化による味の変化を楽しむのもよい。

白ワインは5~18度。赤ワインは、8~20度。という目安で、あとはワインの種類、あなたの好みで適温を決めたい

リンゴもキウイもワインになる

ワインになる果実は、ぶどうだけではありません。ただ、ぶどうは発酵をはじめから持っていて、とてもお酒になりやすい果実なのです。ですから、ぶどう以外の果実でも、酵母を加えることのよってのワインをつくることができるのです。

リンゴからも、もちろんワインをつくることができます。シールドと呼ばれているものがリンゴのワインです。シールドの本場は北ヨーロッパです。シールドというのはフランス語で、英語ではサイダー、といいます。

フランスでは、北部ノルマンディー地方で栽培されているリンゴから「シールド」をつくっています。ここでつくられる「シールド」は、イギリスの「サイダー」よりはコクと個性の強い風味を持っていて、とても親しまれています。

珍しい物では、キウイのワインがあります。ニュージーランド特産のキウイでつくられるワインで、柔らかい口当たりと爽やかさが特徴です。ビタミンCがたっぷりと含まれていて、ヘルシーなワインでもあります。ワインになるキウイは、とくに優れたヘイワード種が使われています。

ギリシャのワイン

「ワインの故’郷」ギリシャでは、エーゲ海に浮かぶ島々を含め、全土でワインが造られている。なかでもペロポネソス半島とクレタ島は盛んで、この2地域で全生産量の約半数を占めている。

ぶどう品種は、回有のものだけで300種にものぼる。白ワイン用は、ペロポネソス半島に多いロディティス、レツィナの原料となるサヴアティーノなど。赤ワイン用は、果実風味に富むアギオルギテイコ、北ギリシャで広く作られているクシノマヴロなどがある。長い伝統の一方、現代的な醸造設備、技術の下、洗練された新しいスタイルのワインも生まれている。

 

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ポルトガルのワイン

ポルトガルはユネスコの世界遺産に、ぶどう畑が2ヵ所(ドウロとピコ島) も認定されている。ワイン造りの歴史は古く、ローマ時代には輸出もしていたという。また、1756年には、ポート・ワインの生産地域を限定する制度を導入しており、原産地統制呼称制度のパイオニア的存在でもある。

ボルトカルは、イベリア半島の大西洋側の約15%を占める。国土は南北に細長
く、北部と南部、海側と山側でぶどう栽培条件が異なる。また、各地に多くの固
有品種をもつのも大きな特徴。狭い国土ながら、それぞれの地域性を生かした、
個性豊かなワインの数々が生み出されている。タイプも微発泡の白から、フルボ
ディの赤までバラエティ豊かだ。

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自然農法で造られた ビオワイン

ビオワインとは自然派ワインのことで、化学肥料を使用せず、なるべく自然の物を利用する農法で造られたワインのこと。ほかのワイン生産地同様に、シャンパーニュ地方でもレコルタン・マニピュランを中心に、熱心に取り組む造り手が増えています。

化学肥料の使用を必要最低限に抑える減農薬農法「リュット・レゾネ」で造られた物は、厳密にはビオワインではありませんが、限りなくビオに近い方法で栽培している生産者も少なくありません。

最大の特徴である独特な香りと薄めの色合い、そしてテカワールの個性を反映した、力強い味わいは、体験してみないとちょっとわかりづらいかも。今後アイテムが増えていくと予想されるので要チェック

コート・デュ・ローヌ地方 COTES DU RHONE

ローヌ河両岸に南北に広がるこの地方は、南と北で気候や土壌が異なるため

栽培されるブドウの品種も違い、多種多様なワインを産出する。

日照時間が長いことから全般的にアルコール度が高く力強いタイプのワインが造られる。

北部は生産量は少ないが高品質で知られ、エルミタージュは豊かな味わいの赤として代表的なもの。

南部はほとんどが赤で多くの種類のブドウを混醸して造っている。

コート・デュ・ローヌはシャトーヌフ・デュ・パプ、エルミタージュなどが有名。

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シャンパンの泡

シャンパンをシャンパンたらしめている特徴の一つに「泡」があります。

シャンパン造りの過程で、発酵促進のためリキュール・ド・ティラージュ

(ワインに蔗糖と酵母を混ぜ合わせた液体)を添加しますが、

それによってアルコールと炭酸ガスが生まれ、その炭酸ガスがワインに溶けると泡になります。

シャンパンの泡が、他の発泡性ワインと比べても繊細で美しい理由は、

低温に保たれた地下化カーヴで、ゆっくり時間をかけて熟成させるところにあります。

グラスの底から細かい泡が生まれては果てしなく舞い上がる様は、

間接照明やキャンドルの柔らかい灯りで見ると、より一層引き立ちます。

また、立ち昇った泡がグラスの縁に作る輪を、「真珠のコリエ(首飾り)」と

ロマンティックな名前で呼んだりします。

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ピノ・ムニエ Pinot Meunier

白い果汁の黒ブドウ。ヴァレ・ド・ラ・マルヌで多く栽培。単に「ムニエ」(Meunier)とも呼ばれ、

葉の表面が粉をふいた様に見えるのが名前の由来(ムニエとはフランス語で粉屋のこと)。

熟成感とフルーティーさを与える黒ブドウで、ブレンドしたワインの熟成を早めてくれますが、

反対に長期熟成には不適。ピノ・ノワールよりやや軽く、バランスの取れた味わい。

柔らかさを醸し出し、ブレンドしたワインにまろやかさとブーケを与えます。

ピノ・ノワールとシャルドネの補助品種のイメージが強く、ともすると一段下に見られがち。

しかし最近ではその2種には無い個性を重用されています。

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ワインの香り

香りでワインの健康状態がわかります。香りをテイスティングするときは、三段階に分けて行います。まずはじめに、ワインをグラスに注ぎいれた時に立ち上がる香りを見ましょう。これは、色を見た後素早く行います。この時、立ち上がる香りはそのワインの原料となった葡萄の香りです。この香りのことをアロマといいます。。テイスティングは、グラスをテーブルに置いたまま行います。かび臭かったり、酢のようなにおいだったり、食べ物が腐ったようなにおいがするときはよくないワインといえます。ただしマッチを擦った時のようなにおいがコルク栓を抜いたときにすれば、酸化防止のために用いられる無害な二酸化硫黄の匂いです。この匂いはグラスにワインを注ぎ空気に触れるうちに消えていきます。次に第二の香りを見ます。グラスの台を持ち小さな円を描くような気持ちで5回ほどまわします。そうすると、ワインが空気と触れ合って、初めの香りとは違うさまざまな香りが立ち上がってきます。素早く香りの良しあしを見ます。よいワインの香りはすっきりとして、ここちいいものです。この香りは、華、植物、香辛料、果物、食べ物のに例えて表現されています。次は熟成度の表す香りを見ましょう。熟成するにつれて、香り全体に柔らかみが出てきて調和してくるのです、熟成によって香りに深みと幅が出てきます。

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アウスレーゼ Auslese

元の意味は選択、精選物。西ドイツの上質ワインには指定栽培地域の上級ワイン(Q.b.A.)と、

これに称号が付いたもの(Q.m.P.)とがあるが、その称号の一つがアウスレーゼである。

甘熟した葡萄の房のみを精選し、これを原料として造ったワインを言う。

ドイツの上級ワインに使われる原料の糖度(糖分含量%で表すかわりに比重で示す)は

栽培地ごと、品種ごとに最低限度が定められている。例えばリースリング種の場合

Q.b.A用では比重(4℃の水の重さを1とした時の同温、同容積の果汁の重さ。

糖分が多くなるほど1の値より大きくなる)は1.057~1.060の範囲であるが、

アウスレーゼではこの値が1.083~1.098と大きく、

それだけ発酵後に糖分を残した甘口高級デザート・ワイン(vin de dessert)ができる。