モーゼル・ザール・ルーヴァー

モーゼル川はライン川最大の支流。

全長545km、その源をフランスのヴォージュ山地に発し、パリ盆地東縁部のローレヌ地方を北に流れ、フランスではラモゼルと呼ばれている。

コブレンツの街でライン川と合流するが、ドイツ領モーゼル下流域、およびその2つの支流であるザール川、ルーヴァー川流域のどいつの上級ワイン及び高品質各つけワインの指定栽培地域で生まれたワインをモーゼル・ザール・ルーヴァーという。

川岸南側急斜面の片岩質、小石混じりの土壌に栽培されたリースリング種やエルプリング種から、繊細でフルーティな、酸味のある白ワインが生まれる。

アルコール濃度はやや低く9%程度。