ボウモア BOWMORE

アイラ入門にぴったりの一杯!

同じアイラ島でも、北は比較的軽やか、南は重厚なモルトが造られているが、

ボウモアは島の中心にあるためか、その中間的な風合いだ。

アイラの特徴であるスモーキーさは多少抑えられていて、その分フルーツや花などの多様な香りが

織り交ざっている。それが絶妙のバランスを保って、瓶に詰まっているのだ。

複雑で芳醇なその味は、アイラ全体を知るのにまさにうってつけ。

アイラの中では飲みやすいので、アイラ・モルト入門に、まずは試してみたい一杯だ。

ボウモアとは、”大きな岩礁”の意味。

創業1779年と、アイラ島では最も古い蒸留所が、海に浮かぶ要塞のようにそびえている。

自社で麦芽製造もする、数少ない蒸留所の一つで、現在はサントリーが所有している。

ボウモア蒸留所で面白いのは、蒸留器の冷却用の水を使って、温水プールを造り、

地元の人達に開放していること。何しろウイスキー造りは島の主幹産業。島の生活そのものの蒸留所を、

島民たちの憩いの場として大いに利用してもらおうというわけだ。

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響 HIBIKI

世界を舞台にする国産ウイスキーの最高峰!

グラスから少し口に注ぐと、しっかりとしたボディが舌に心地よく、香り高く、

しかも軽やかな華やかさが口中に広がる。

コクと深みのある、実に味わい深いブレンデッド・ウイスキーだ。

響は、1989年サントリーが創業90周年を記念して、誇りと自信を持って世に送り出した高級ブランド。

山崎蒸留所の原酒を中心に、30数種類ものモルト・ウイスキーを選び、

複数のグレーン・ウイスキーとブレンドしている。モルトもグレーンも17年以上の熟成品だ。

貯蔵庫に眠る原酒は毎年ブレンダーによってテイスティングされるが、

その時に「これは良い」と思われるものが、響用に大切に育てられるという。

厳選された原酒だけがブレンドされることで、響の重厚な味わいが醸し出されているのだ。

山崎蒸留所の22年ものを中心にブレンドした「響21年」、

さらには30年熟成以上のものをブレンドした「響30年」と、超高級品もそろっている。

これらは、大正時代から開拓されてきた、国産ウイスキーの歴史の結晶と言える。